にきびの発生部位


・額にできるにきび

額から鼻にかけての部分はTゾーンとよばれ、顔の中でもっとも皮脂の分泌量が多い部位です。

大人でも額のにきびはできますが、思春期に多く発生する傾向があります。

額のにきびは、赤くなってブツブツになることが多く、つい前髪で隠したくなりますが、毛先の刺激により、余計ににきびがひどくなる場合があるので要注意です。


・鼻にできるにきび

鼻周辺はTゾーンと呼ばれる皮脂分泌が盛んな部位のため、にきびができやすい部位です。

皮膚の下がすぐ軟骨になっているので、患部が盛上がりやすく目立ちやすいのが特徴です。


・頬にできるにきび

頬のにきびは、思春期にできることが多いですが、大人になってからもできます。

頬のにきびは、サイズが大きく、炎症も悪化しやすい箇所です。


・口のまわりにできるにきび

もともと皮脂量は少ない口の周りですが、あごの近くは若干皮脂量が多く、にきびができる部位です。

特に口周りは、頻繁に手で触れる癖がある人が多いので、要注意です。


・あごにできるにきび

あごは顔の中でも皮脂分泌の多い部位のひとつであり、にきびもできやすい部位です。

年齢が上がってからのあごにきびは、化膿しやすく、大変治りにくく、跡になりやすいです。

決して手で触ったりしないようにしましょう。


・首にできるにきび

首にきびは、あごにきびの延長でできたり、首の後ろにできたりします。

首にきびは長引くことが多く、赤にきびや化膿にきびへと進行していくケースが多いです。

色素沈着やにきび跡になってしまうこともあります。


・胸・背中にできるにきび

胸元と背中は、皮脂分泌が多いため、にきびができやすい部位です。

暑い時期に汗をかいた後、そのまま放置していると、雑菌やアクネ菌が繁殖しやすい状態になり、にきびが出来やすくなります。

また、肌着の繊維の刺激や、ブラジャーのサイズの小さいものを無理して使うなどすると、無理に締めつけられた箇所に汗をかくことがあり、にきびができてしまう事があります。

洗髪後のリンスのすすぎ残しがあると、雑菌やアクネ菌が繁殖してしまい、にきびの原因になることもあります。


・頭皮にできるにきび

前頭部や頭頂部は皮脂分泌が多く、にきびができやすい部位です。

顔ににきびがなくても、頭皮ににきびができる人はいます。

頭皮のにきびができる原因は、抜け毛の原因とも大きく関わっているといわれています。